学び方を学ぶ

『学びの扉』Podcast 2. 『学び方を学ぶ』 第1回 The sky’s the limit (1/4):学びにおいて感じる限界

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『学び方を学ぶ』第1回は、『The sky’s the limit』というテーマでお届けします。パート1からパート4までの、全部で4つのパートで構成されています。

「The sky’s the limit」という言葉は、直訳すると「空が限界である」ですが、空はどこまでも無限に広がっているということから、「限界はない」「可能性は無限大」という意味を表すことわざ(proverb)です。

人類が宇宙に行くことが可能な現在、この表現は「空」ではなく「宇宙」のほうが適切ではないか、と思うかもしれません。実はこの言葉は、宇宙飛行が可能になるずいぶん前から使われていたものです。

この言葉の起源には諸説あり、正確な起源は不明とされています。ある説では、スペインの作家、ミゲル・デ・セルバンテスが、彼の小説ドン・キホーテ(1600年代初頭に出版)で作り出した、また、セルバンテス自身がスペイン語でそれを言ったことはないが、この作品の英語翻訳者が彼の言葉をそう解釈した、とも言われています。また、別の説では、1800年代後半、ポーカーゲームで掛け金の上限がないときに使用された比喩、a sky-high limit に端を発している、とも言われています。

「The sky’s the limit」 という表現そのものが使われだしたのは、1900年頃とされています。1903年はライト兄弟が有人動力飛行に成功した年でもあります。 1911年9月に発行されたニューヨーク新聞『The Syracuse Herald』には、

“Then good luck, and remember the sky’s the limit.”

という表記が残されています。

アポロ11号の月面着陸が1969年ということを考えると、この表現に「宇宙」ではなく「空」が使われていることに納得がいきます。

ちなみに、「The sky’s the limit」 という言葉の意味を英英辞典で調べてみると、

there is no limit to what somebody can achieve, earn, do, etc.

Oxford Learner’s Dictionaries

とでてきます。

私たちは、学習において、つねに自分の限界に挑戦し、それを超え続けることで、無限に成長できる可能性を秘めています。

学習を続けていく中で、ときには壁にぶち当たり、自分の能力に限界を感じることもあるでしょう。そんなとき、私たちは「やったけど無理だった」「自分にはむいていない」と自分自身で限界を作り、それ以上前に進むことを諦めてしまうことがあります。

学習において行き詰まりを感じるときには、自分の思い込みを疑ったり、物事に対する考え方や捉え方を変えてみたりしましょう。いつもとは少し違う角度から物事を捉えてみることで、自分が行き詰まっている根本的な原因に気づき、前に進むことができるかもしれません。

The sky’s the limit!


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