「考える力」を養うために重要な思考法は大きく分けて2つ、「垂直思考」と「水平思考」です。
「垂直思考(Vertical Thinking)」は、ロジカルシンキング(Logical Thinking)とも呼ばれ、筋道を立てて論理的に考えていく思考法のことです。
理由を深く掘り下げて考えることで因果関係が明確になり物事の本質が見えてきます。
また、論理的に説明する力も付き、相手にわかりやすく伝える力も身につきます。
「水平思考(Lateral Thinking)」は、物事を多面的にとらえ、固定概念にとらわれずに自由な発想をすることでアイディアを生み出していく思考法のことです。
学んだことをただ受け入れるだけではなく、常にwhy?を考えたり、まったく異なるものとの関連付けを考えたり、前提となるものを疑ったりすることで、さまざまな視点から物事をとらえることができるため、考えに行き詰まった場合でも視点を変えた柔軟な発想を生み出すことができます。
このような「水平思考」をみにつけることで、「垂直思考」だけでは解決できない問題を解決することができます。
普段からさまざまなものに疑問を持ち、多角的な視点から考え理解を深めていくプロセスを習慣づけることにより、「垂直思考」と「水平思考」の両方の面から考える力を身につけていきます。